ジャッキーのいなくなったあと、
息子さんは、一生懸命けなげにお母さんの代わりをしていました。
それはお母さんが亡くなるときに
「続けてほしい」と彼に頼んだからです。
そして彼女は、13年前のガンが再発して、骨にまで達していたことを誰にも告げることもなく
ギリギリまで働き、最後の2週間は家で過ごすことを望み、穏やかに旅立たれたと聞きました。
彼も「どうしてあんなに強い人なのか分からない」と言っていました。
涙なくしては聞けませんでした。
人間はそういう時にどういう行動をとるのか、
もし自分なら、と考えると、怖くて想像することもできません。
本当にジャッキーは強い女性でした。
本当に男前の女性でした。
あなたのことは一生忘れません。
他のイギリスの取引先とトラブったときも、間に入って助けてくれました。
何をお願いしてもNOと言いませんでした。
これからはそんなあなたをお手本にして生きていきます。
ジャッキーのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後に、みなとのてんらんかいはこの冬、彼女が最期にデザインした生地の何種類かを使い、
コート、スカート、マフラーを作ることを息子さんと約束して帰りました。
少しでも多くの日本のお客さまに彼女の心が届きますように。
そして彼女の作品が、ずっと残りますように。
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