アイルランドの話

2016年1月31日日曜日

代表田中です。

やっとアイルランドの話です。

アイルランドへは見本市へ来ました。
世界中、工業製品があふれている中、
未だに、手作りのカーディガンやツイードで作ったジャケットや帽子など、たくさんのお店が出店をしていました。

大変ほっとすると同時に、このまま何年も続けてほしいと、心から思いました。

出展社の中に、イギリスからの企業も何社かいて、以前からの取引先の織物の会社も見つけましたが、いつもの女性オーナーが会場にいません。

英国のハロッズをはじめ、アメリカ・オーストラリア、そして日本でもここ最近大手セレクトショップなどで取り扱っているTweedmillという会社で、皆様も目にされたことがあるかもしれません。
大会社に成長したはずなのに、彼女はいつも、私たちに
「顔を見れない大きな会社よりも、毎回会いに来て商品を見て注文してくれるあなたたちに会うのがとても幸せだ」
と言ってくれる心の温かい女性です。
背が高く、常にはつらつとてきぱきと仕事をこなす、どちらかというと男っぽい女性なので、
いないことに、違和感を感じました。

いつも二人三脚で接客をされていた息子さんが私たちを見つけると駆け寄ってきて、
「母が去年亡くなってしまった」
と・・・・。
私たちは一瞬「何を言っているの?」と顔を見合わせました。
彼を目を潤ませて今にも泣きそうでした。

すみません、感情が入ってきましたので
続きを書けなくなりました。
また、近日中に続きを書きます。
すみません。

アイルランドのお話の前に・・・

2016年1月30日土曜日

(株)みなとのてんらんかい代表田中です。

アイルランドの話をすると書きましたが、その前に姫路五軒邸店の話を。

前回のブログに載せた五軒邸店の建物について、この建物が元々あったものなのかなど
よく聞かれるようなので、この際模範解答をさせていただきます^^

この建物は古く45年前に建てられたもので元々は主人の父がこのビルで税理士事務所をしていました。
(おじいさんの古時計の歌を思い出してください♪)

建物は時と共に老朽化が進み、アンティーク好きの私としては魅力的ではありましたが、
雨漏りが大変ひどく、外装はハゲチャビン(姫路弁?)になり、鉄柱の看板は近隣の新築工事のためのトラックにスキンシップをされ、斜めに傾き、今にも落ちそうな状態でした。
このままの状態で事務所を主人が引き継いでおりましたが、ついに賞味期限と判断をし、リノベーションに踏み切りました。
それと同時に、今から20年前、室津の港の見える丘で、「みなとのてんらんかい」という小さなギャラリーをはじめ、そこで生地を並べ、手作りのお洋服を作り始めたこと、みんなでたくさん頑張ったこと、喜んだこと、今に至ったことを走馬燈のように思い出しました。
言うまでもなく、今に至ったことはお客様がお導きいただいたこと、これが最大の理由に他なりません。
それで、これまでの感謝と、成長させていただいたお店を表現するためには、
姫路のこの場所、このタイミングでしかないと決心した次第です。
長くなりまして申し訳ありません。

ちなみに、元々の主人の税理士事務所ですが、2階のカフェの向かいの部屋に、
完全にインテリアが英国スタイルに変えられて松田優作の探偵事務所かとツッコまれるほど
レトロな事務所となりました。
こちらもどうぞお気軽にご利用ください。
おじいさんのころのまま低料金のようですよ。



寒中お見舞い申し上げます。

2016年1月29日金曜日


皆様、寒波の中、いかがお過ごしでいらっしゃいましたか?
今年も、もうすぐ二月ですね。
1カ月があっという間に過ぎ去っていきます。

姫路五軒邸店の新店舗オープンに際して、たくさんのお客様からお祝いの言葉をいただき、
心よりお礼申し上げます。
姫路城に近く、和の似合う町ですが、
突如そこへ英国の香りをのぞかせた異空間が
面白いと言っていただいています。
私としては、イギリスと同じくらい和も大好きで、一度リバティの生地で浴衣を作ってみたいと思っているほどです。
もし本当にそうなれば、ご紹介いたしますが・・・・

五軒邸店によくお越しくださる、チャーミングな若いお客さまが、
「ブログはまだ書かないですか?」とご来店の度にお聞きくださり、本当に私ごときのブログを読んでくださり、気にしてくださるのが大変嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
あのとき買っていただいたチェックのワンピース、もうじき着れますね。
また来てきてくださいね。

もうマッサンのネタも切れてしまいましたが、
今、マッサンの町スコットランドを経由して、
アイルランドに来ています。
またご報告させていただきたいと思います。