社長のマッサンレポート in Scotland!

2015年2月26日木曜日


マッサン観てますか?
マッサンが生活の一部になってしまった方、日本国中にたくさんいらっしゃると思います。
私は今まで、これほど朝ドラを真剣に観たことがありません。
私の仕事が、英国関係ということもあり、今回の朝ドラはとても身近に感じ、
知らず知らず深みにはまってしまいました。
弊社は以前から、クラシックスタイルのウールのコートを毎年ご紹介しているのですが、
よくよく見ればエリーがテレビで着ているものと良く似ており、
お客様からも「エリーのコート!」と感動していただき、お陰さまで今年は
今までで一番多くのコートがお嫁に行きました。
マッサン人気をこんなところで感じるなんて。
お買上げいただいた全国のエリー様、ありがとうございました。
まだ、エリーのコートをお持ちでないお客様、ご安心ください。
リピート注文で縫って再入荷した分が少々各店舗にあるようです。
まだまだ寒い日には重宝します!
お急ぎください。(お安くもなっています)
来年も、新顔コートをたくさん出したいと思いますので、いつまでもエリーの事を
慕ってあげてください。
やはりテレビと言ったらNHK!ありがとうございます!
余談ですが、今、私の出身地の山口が舞台の「花燃ゆ」もやっていますが、
完璧な広島弁を喋るマッサンの玉山鉄二のように、山口弁もマスターしてくれたらいいなぁと
思っています。(”せわーない”もちょっとアクセントが・・・)

それにしても、マッサンの執念は、ただ物ではなかったのですね。
だからこそ、日本で本当のウィスキーを飲むことができるのです。
ピュアモルトの「余市」の10年物を買って毎晩50ミリリットルくらいを氷を入れて飲んでいます。
お酒が好きだから飲んでいるのではなく、その時間だけマッサンに思いを馳せるひとときなのです。
でもマッサンは氷を入れて飲むのは邪道だと言っていたようで、
せっかくの香りが台無しになるようです。
「マッサンありがとう。」と心から思います。
おこがましいながら、私もマッサンの生きざまを知ることにより、
日本のお客様のために今の仕事を貫こうという勇気が湧いてくる気がします。
今でも英国にて大変なことがたくさんあるのに、100年近く前に留学をし、
ペン一つでウイスキー作りを習得してしまったマッサンは、神様のように思えます。

前回のスコットランドへの出張の際、
彼の奥さん(本当の愛称はリタさん)のホームタウンへ立ち寄りました。
マッサンファンの方々のために、そのときのレポートをご報告いたします。

グラスゴーから車で30分ほどのところにある、
彼女のふるさと、カーキンティロックについたときにまっさきに目についたのが古い教会でした。
きっと、リタさんは、幼い頃からこ
の教会を何度も訪れたのだろうという勘が働き、まずは教会の写真を撮りました。
あとで分かったことですが、ここでマッサンと結婚式をあげることがふたりの夢だったそうですが、
家族の反対で、夢をかなえることができなかったのです。(スコットランドの教会で、つつましやかに結婚登録のみを行っています)

 
政孝と結婚式をあげることができなかったセイントメアリーズ教会(リタの実家から徒歩5分)


リタの生家の町から見える風景。(余市に似ていませんか?ごめんなさい・・・余市は行ったことありませんがこの次の札幌大丸のポップアップショップの帰りには立ち寄りたいです!)

教会を過ぎ、彼女の生家に向かうと、小さな商店街にさしかかりました。
古くからのお店がほとんど残っていなく、どこにでもあるようなチェーン店ばかりが軒を連ね、
例外なく、不景気な商店街といったかんじ。
きっと、マッサンが訪れた頃は、スコットランドらしいパブや雑貨屋さんが並んでいたことでしょう。
間違いなくこの通りのどこかでお茶をしたであろうと想像しました。

セイントメアリーズ教会を背に商店街へ通ずる道
 
 
商店街にあるケーキ屋さんに、こんなかわいい物を売っていました。
「この棚の物は全部売っています」と書いてあるのですが・・・・
上から4番目の棚の真ん中に注目!
なぜ、ケーキ屋さんにニンテンドーDSが売っているのでしょう。
店主の子どもがもう使わなくなったからでしょうか?
思わず吹き出してしまいました。
 
本業は、こんなかわいいケーキを売っています。
ニンテンドーとどうしてつながるの!
 
商店街の突き当りに、図書館が存在し、その中に入ってみることにしました。
あろうことか、マッサン展を開催中で、私たちが日本人と分かるや否や、
「もっと資料が二階にあるから見に上がったらどうですか?」
と図書館司書の女性が声をかけてくれました。

その模様は次回で。
ただし、明後日から再び渡英をするので
続きを書くタイミングが未定です。
今回の渡英は仕事ではなく、
あろうことか、会社で借りているお部屋を、
売却するのですぐに出ていってほしい
との大家さんからの容赦ないメールが飛び込み、急きょチケットを取った次第です。
もし面白いことが起きれば、引っ越しの模様もレポートしたいのですが、
いつもお部屋に帰るとバタンキューなので、
これも未定にさせてください。
早く、安くてきれいで便利な場所に、お部屋が見つかりますように。
 
それではみなさん、しばらくの間、ごきげんよう。