ロンドンの陰

2011年8月12日金曜日

日本ではお盆休暇が始まりましたが、ロンドンでは恐ろしい暴動が続いています。
イギリスは移民の国で、地下鉄に乗っても生粋の英国人を見つける方が難しいくらいです。
過去いろんな国の人を受け入れ初めて、
相当な年月が経っていますが、やはり根深い民族間の問題も存在するのも事実のようです。
移民の受入れをする方がいいのか、悪いのかを論ずるといくらでも時間が必要なくらい難しい問題ですが
日本と同じ島国なのに、この文化においては対照的と言えるでしょう。
しかしロンドンに居ていつも思うことは、この遠いイギリスという島国に渡ってきて
ど根性大根のようにたくましく、生き抜いている彼らは、
イギリスの経済を今日まで支えてきたと言っても過言ではありません。
去年のクリスマス、どこのお店も閉まり、食糧品の買い出しに困った私たちを助けてくれたのは、朝四時から夜遅くまでお店を開いて働いていた彼らでした。
しかし、働いても働いても豊かな生活ができる人ばかりではありません。
もっともっと恩恵を受けるべき人々だと思います。
一日も早く元の平和な町へ戻り、人々が穏やかにいたわり合い暮らせる
前よりももっと魅力的なロンドンに進化していくことを願うばかりです。

0 コメント:

コメントを投稿